私は日本福建総商会の会長を務めさせていただきます山口 信一と申します。初代会長に選任されたことは大変名誉なことであります。これもひとえに、皆様の暖かいご支援のお蔭と、心より御礼申し上げます。皆様のご期待にお応えできるよう、鋭意努力いたす所存でございますので、何とぞ一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
福建省出身の人々は古くから日本に渡ってきました。1654年、隠元は一行30名がアモイから長崎に着き、日本黄檗宗の開祖となりました。明時代末期から清朝初期、福建と長崎の貿易船の往来は活発となり、貿易は栄えていたようです。
そして、福建省から来日する人数は1980年代後期から1990年代にかけて、最盛期を迎えました。骨身を惜しまずに働き、粘り強く奮闘する多くの福建省の人が、現在の日本各地で活躍し、その中には起業した人もかなりいます。そして新しい時代を築きました。
同郷というのは大切な仲間であり家族のような存在です。ですから、日本福建総商会は頼りになる組織として、在日福建省の同胞に、互いを信頼し、互いに発展するため協力して助け合う場を提供する。同郷の皆様、ぜひこの大家族に入り、一致団結して、共に新しい栄光を作りましょう。
一般社団法人 日本福建総商会会長 山口信一
1、在日福建省出身の華人・華僑の相互協力並びに交流を促進し、団結して互いに助け合い、共に成長発展していく。
2、中国の「一帯一路」戦略に協力し、華僑商人の実行力と献身の精神を発揮し、地域経済の発展に寄与する。
3、日本社会のあらゆる分野との交流と提携を積極的に強化し、適切な提案を行い、日本社会と経済の発展に貢献する。
4、日中両国の架け橋となるよう、率先して両国の民間交流を活発にさせ、日中友好を促進させる。
5、世界各地の会社や組織との提携を強め、より多くの華人・華僑との交流を深め、社会貢献することで恩返しをする。